レアな国産クラフトジンランキング!希少価値が高く入手困難なジンを紹介します!

この記事の著者

YUKI

ひとり時間を楽しむのが大好き。日々楽しいことを探求しています。
たくさんの方がクラフトジンに興味を持てるような記事を目指しています。

国産ならではの多種多様なボタニカルや製法で、日々新しい国産のクラフトジンが誕生しています。
今回は国産クラフトジンの希少価値が高い理由と共に、入手困難なクラフトジンを紹介していきます。
その季節や場所でしか手に入らない、希少な国産クラフトジンをぜひ試してみてくださいね。

国産クラフトジンの希少価値が高い理由

国産のクラフトジンの希少価値が高い理由には、国内生産ならではの理由があります。 大きな理由は2つ。

生産数が少ない

国内にある各蒸留所は、地元のボタニカルを使用したり独自の製法を取り入れることで、他にはない個性ある風味のクラフトジンを生み出しています。
日本の四季折々の美しい植物は、収穫できる季節が限られているものも多いので、生産数が限られたクラフトジンが多く、希少価値が高まります。

海外からの人気

国内外でクラフトジンの人気が高まる中で、日本の伝統的な美意識を表現した美しいボトルデザインや、日本特有のボタニカルは贈答品や観光のお土産としても人気です
オンラインでも購入できるようになったことで、海外からの購入やコレクターからの需要がさらに高まっています。

入手困難!レアな国産クラフトジン10選

サントリー ROKU〈六〉SELECT EDITION

日本を代表するプレミアムジンを目指したサントリーROKU〈六〉は、豊かな日本の四季が育んだ6種類の和素材をボタニカルに使用しています。
使用されている、桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子の6種類の和素材は、最も良い状態にある旬の時期に収穫し、鮮度を保ったまま浸漬、蒸留しています。
そんなROKU〈六〉ならではの優れた香味バランスを保ちながら、桜の香りをより楽しめるように仕上げた限定仕様が「ROKU〈六〉SELECT EDITION」です。
空港免税店限定販売という入手困難なクラフトジンとなっています。

虎ノ門蒸留所 季節のジン 八丈島の月桃とパッションフルーツ

虎ノ門門蒸留所では、日本各地の厳選した素材を使用した季節のジンを販売しています。
どれも季節の限定品で、人気のものはすぐに売り切れてしまいます。
そのなかでも注目の商品が「八丈島の月桃とパッションフルーツ」
八丈島の月桃の葉とパッションフルーツをボタニカルに用いて蒸留した、晩夏の季節のジンです。
このジンの特徴はベーススピリッツにあります。
八丈島のアロエや明日葉などを漬け込んだ、八丈島興発の特製リキュールは、虎ノ門蒸留所でもこの商品のみ。
八丈島興発の先代が仕込んでいたもので、現在では生産されていない貴重なベーススピリッツです。

紅櫻蒸溜所 9148 #0106 POWDER SNOW

紅櫻蒸溜所の9148シリーズは北海道の自然を最大限に活かすために、季節や原料の状況に合わせて小ロットで生産されています。
そのため大量生産が難しく、市場に出回る数が限られているレアな国産クラフトジンです。
9148シリーズのラベルには、4桁の数字が2か所刻印されています。
左の数字は蒸留日、右の刻印はレシピ番号を表しています。
レシピ番号0106のPOWDER SNOWは、雪をイメージした銀紛の舞うクラフトジンです。
北海道のミルクやとうもろこし、いちご、カカオニブとコーヒー、トリュフを加えた冬の季節限定のジンとなっています。

GEEKSTILL AMRTA GIN[1-3]

山梨県にある小さな蒸留所GEEKSTILLで造られているクラフトジン「AMRTA GIN」
蒸留所の「GEEKSTILL」は、オタクな蒸留所、マニアックな蒸留所という意味を持っています。
規模の小さい蒸留所なので、生産本数がとても少なく希少価値の高さが特徴。
使用される天然のボタニカルは、ほとんどが地元山梨で調達されています。
全47種類あるボタニカルには、それぞれナンバーを付けて管理。
ブレンドされているボタニカルナンバーを商品名にして販売しています。
ボタニカルナンバー3のブドウの花を使った「AMRTA GIN [1-3]」はフレッシュな白い花の清々しい香りが最初に広がり、その後フルーティーなニュアンスを感じる、洗練された上品で妖艶な香りが特徴です。

THE HERBALIST YASO GIN 越後薬草蒸留所限定

YASO GINは、80種類の野草類を原材料とした酵素商品を製造する過程で生まれるアルコールを原料としています。
この個性的なスピリッツにボタニカルを加えて再蒸留することで生まれた、記憶に残る唯一無二のクラフトジンがYASO GINです。
その中でも毎年限定で生産されるTHE HERBALIST YASO GINに、蒸留家たちが選んだ素材をプラスしたLimited Productsシリーズ。
越後薬草蒸留所限定ジンは越後薬草蒸留所のみで販売されているレアなクラフトジンです。
新潟県産のコシヒカリや魚沼杉などを蒸留し、新潟を堪能できるジンに仕上がっています。
グレープフルーツの甘苦さにグリーンノートが調和し、ほんのりとコシヒカリの甘みが広がる特別なジンです。

季の美 京都ドライジン

京都蒸溜所が手掛ける季の美シリーズは、11種類のボタニカルを特性に応じて6つのエレメントに分け、別々に蒸留する方法を採用しています。
これは個々のボタニカルの特徴的な良さを最大限に引き出す方法で、世界的に見ても採用している蒸留所はほとんどありません。
お米から造る高質なライススピリッツをベースに、最適な状態で収穫したボタニカルを使用し、時間をかけて京都の土地を語る味わいを造り出しています。
「季の美 京都ドライジン」は、ジュニパーが和のフレーバーに溶け込み、ジンジャーのスパイスやほのかな玉露の香りを感じる味わいです。
京都の四季を表現するクラフトジンは海外からの観光客にも人気が高く、品薄の状態が続いています。

尾鈴山蒸留所 OSUZU GIN

宮崎が誇る焼酎の名門、黒木本店の別蒸溜所である尾鈴山蒸留所の新たな取り組みとして生まれたのが「OSUZU GIN」です。
伝統的な手仕事で造った本格焼酎をベースに、ジュニパーベリー、山椒、金柑、日向夏、ゆず、生姜、榊、椎茸などを漬け込み蒸留した、大地の香水のようなクラフトジンとなっています。
使用されているボタニカルの中でも特徴的なのが「榊」
神棚や祭壇に祭られ、神社などで重宝される榊は、緑茶よりも濃厚な緑の香りを感じさせ、酒質を引き締める役割をしています。
爽やかな香りが印象的で、口に含むと青々とした風味が広がります。

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橘花KIKKA GIN 朱華

橘花KIKKA GIN 朱華は、奈良県高市明日香村で採れるあすかルビーを贅沢に使用した、苺の甘い香りを纏った橘花ジンです。
ボタニカルに使われているのは、ジュニパーベリー、大和橘、大和当帰と貴重なものばかり。
特に大和橘は絶滅危惧種に指定され、日本最古の柑橘と言われています。
通常の橘花ジンよりアルコール度数が低く造られているので、ストレートやロックでの飲み方もおすすめです。
ソーダやトニックウォーターで割る定番の飲み方に、少しガムシロップで甘みを足すとさらに飲みやすく美味しくなりますよ。

南部美人 クラフトジン

「南部美人クラフトジン」は岩手県南部美人の蔵元が造るクラフトジンです。
南部美人がはじめて造るジンとして初回限定生産の商品となっています。
南部美人クラフトジンの特徴は、ボタニカルに使用された「漆」にあります。
漆の木を炙って使用することで、ウッディでスモーキーな香りが加えられています。
漆をボタニカルに使用するのは日本初の試み。
ジュニパーベリーの爽やかな香りに、炙った漆の香ばしい香りが広がる味わいが魅力です。

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沼津蒸留所 クラフトジン Muso (2024)

2023年完売となったクラフトジンMuseの2024年版が販売されました。
大中寺芋焼酎をベーススピリッツに、大中寺の境内で採取したボタニカルが使用されています。
榧の実のメインボタニカルはそのままに、2024年版は新たに銀木犀と青山椒を採集し、一味違うテイストの奥深さが生まれています。
フルーティーでありながら、境内の凛とした空気を感じられる清涼感ある味わいとなっています。

希少価値の高いクラフトジンと特別な出会いを

常に新しい挑戦と進化を続けるクラフトジン。
国産のクラフトジンはその個性的な特徴から、希少価値の高い商品が多くあります。
季節限定のものや蒸留所でしか購入できない数量限定のものなど、季節や土地柄を感じることのできるものばかりです。
レアな国産クラフトジンとの出会いは、新しいクラフトジンを味わう素晴らしい体験になることでしょう。