クラフトジンの飲み方には、たっぷりの氷を使ったものがよく知られています。
クラフトジンの魅力でもある香りは、温めることでさらに広がりを楽しむことができます。
今回はおすすめのクラフトジンと合わせて、寒い冬におすすめのホットジンレシピを紹介していきます。
ホットジンのレシピは幅広く、アレンジも自在。
好みの温度や甘さなど、アレンジしながら自分に合ったレシピを探求してみてくださいね。
ホットジンの特徴

ホットジンとは、ジンをお湯などで割って作るホットカクテルです。
ジンを温めることで、ボタニカルの香りが引き立ち豊かな香りが楽しめます。
お湯で割ると、アルコール感が和らぎ飲みやすくなります。
甘みを加えるアレンジをするとさらに飲みやすくなり、お酒が苦手な人にもおすすめ。
身体を温めてくれるので寒い冬にぴったりです。
ホットジンを作るポイント

ホットジンを作る時のポイントは、お湯を先に入れること。
お湯を先に入れておくことで、グラスが温まるだけでなく混ざりやすくなるというメリットもあります。
お湯の温度やジンの量は、その日の気分によって自由に調整するといいですね。
お湯の温度が高くなると強く香りが立ちますが、高すぎると香りが飛んでしまうことも。
好みのバランスを探してみてください。
ホットジンにおすすめのクラフトジン9選
季の美 京都ドライジン
日本初、クラフトジン専門の蒸留所で造られた「季の美」
お米のスピリッツをベースに、11種類のボタニカルが使用されています。
ブレンドには伏見の伏流水を使い、水にまでこだわった1本です。
まろやかな柚子の香りが際立ち、山椒の香りが食欲を掻き立てます。
ホットジンレシピ
少し熱めの90度のお湯を使って、1:1で割ってお湯割りにします。
日本酒や焼酎を楽しむようなお好みの酒器を使うことで、洋酒と和酒の垣根を超えた味わいを体験することができます。
| 商品名 | 季の美 京都ドライジン |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | 京都蒸溜所 |
| 生産国 | 日本 |
| ベーススピリッツ | ライススピリッツ |
| 使用ボタニカル | ジュニパーベリー、柚子、檜、玉露、山椒、赤紫蘇、笹の葉、レモンピール、生姜、オリスルート、コリアンダーシード |
| 度数 | 45% |
| 容量 | 200ml |
KOMASAGIN ほうじ茶
鹿児島県産茶葉を炒ったほうじ茶をメインボタニカルに、厳選したボタニカルを加えたクラフトジン。
ジン特有のドライな味わいと、ほうじ茶の香りが広がります。
お湯割りにすることで、ほうじ茶の香りと味わいが引き立ち和食にもぴったりな1杯に。
冬のあたたかい食事と合わせたり、ほっとしたい時に親しみのあるお茶感を感じられて落ち着きます。
ホットジンレシピ
角砂糖1個をお湯に加えてジンを注ぎ、最後にカットしたライムまたはレモンを加えます。
ほんのりとした甘さが、体を芯から温めてくれるカクテルになります。
ビターズがあれば、角砂糖に振りかけることでまた違った味わいに。
| 商品名 | KOMASA GIN ほうじ茶 |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | 小正醸造 |
| 生産国 | 日本 |
| ベーススピリッツ | 米焼酎 |
| 使用ボタニカル | ジュニパーベリー、ほうじ茶(鹿児島県産)、ヒノキ |
| 度数 | 45% |
| 容量 | 500ml |
SAIGON BAIGUR PREMUIM DRY GIN
ベトナムのジン「サイゴン・バイカープレミアムジン」
サトウキビ由来のベーススピリッツに、ベトナムを象徴する計16種類のボタニカルが使用されています。
華やかで甘い香りとほろ苦くスパイシーな味わいが特徴。
さっぱりとした柑橘とドライな余韻を楽しむことができます。
ホットジンレシピ
水150ml、レモングラス(乾燥)3g、おろししょうが10g、はちみつ大さじ1、アップルビネガー小さじ1を中火にかけて煮立つ直前で火を止め、バイカープレミアムジンを混ぜます。
スパイス感と爽やかな柑橘の余韻を楽しめる特別な1杯です。
| 商品名 | SAIGON BAIGUR PREMIUM DRY GIN (サイゴン バイガー プレミアム ドライジン) |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | District 9 Distillery (ディストリクト9蒸溜所) |
| 生産国 | ベトナム |
| ベーススピリッツ | サトウキビ由来のスピリッツ |
| 使用ボタニカル | 仏手柑、蓮の花、フーコックペッパーなど |
| 度数 | 43% |
| 容量 | 700ml |
香の森
日本古来の香木であるクロモジをメインに19種類のボタニカルを使用したクラフトジン。
まるで森の中にいるような爽やかな木々の香りを楽しむことができます。
ブレンドには中央アルプスに磨かれた伏流水を使用。
どんなカクテルとも相性のいい、ドライタイプのクラフトジンです。
ホットジンレシピ
お湯200ml、レモン果汁10ml、メープルシロップティースプーン1杯をマグカップに注ぎ、少し混ぜたらジンを注ぎます。
お好みでシナモンスティックを入れたりシナモンパウダーを振りかけると、スパイス感が増してより体が温まりますよ。
レモンのスライスを加えるのもおすすめ。
ウッディな味わいのクラフトジンは、メープルシロップとの相性抜群です。
| 商品名 | 香の森(かのもり) |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | 養命酒製造株式会社 |
| 生産国 | 日本 |
| ベーススピリッツ | 醸造アルコール |
| 使用ボタニカル | クロモジ(細枝、葉、太枝)、ジュニパーベリー、レモンピール、トチュウ葉、桑の実、杉の葉、花椒、ショウガ、リコリス、セージ、カルダモン、ローズマリー、ローレル、オレンジピール、クコの実、松の葉、アンジェリカ、シナモン、アニスシード |
| 度数 | 47% |
| 容量 | 700ml |
HERNO Old Tom Gin
8種類のボタニカルを使用して造ったジンに、甘い香りをもつメドウスイートをさらに加えて蒸留した「ヘルノ オールドトムジン」
ほどよい甘みは、フローラルな香りを際立たせ、ジュニパーベリーの香りが余韻を纏います。
ホットジンレシピ
お湯にカモミールのティーバッグを浸して取り出し、はちみつティースプーン1杯とジン50ml、レモン果汁25mlを注ぎます。
カモミールのお花や、レモンピールを乗せると見た目も華やか。
オールドトムジンのほんのりとした甘さがぴったりのカクテルです。
| 商品名 | Hernö Old Tom Gin(ヘルノ オールド トム ジン) |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | Hernö Distillery(ヘルノ ディスティラリー) |
| 生産国 | スウェーデン |
| ベーススピリッツ | オーガニック小麦由来のスピリッツ |
| 使用ボタニカル | ジュニパーベリー、メドウスイート、バニラ、リンゴンベリー、コリアンダー、レモンピール、カシア樹皮、ブラックペッパー |
| 度数 | 43% |
| 容量 | 500ml |
赤鳥居 ショコラクラフトジン
ジュニパーベリー、カカオニブ、オレンジピールをボタニカルに使用したクラフトジン。
口に含んだ瞬間にカカオの香りが広がり、その後オレンジピールの爽やかな柑橘の香りが抜けるのが特徴です。
多良岳山系の天然水は、赤鳥居シリーズには欠かせない素材のひとつです。
ホットジンレシピ
牛乳160ml、ハイカカオチョコレート3かけを耐熱グラスに入れ、電子レンジにかけます。
チョコレートが完全に溶けたらジン40mlを加えて完成です。
クリスマスやバレンタインなどにもぴったりな、大人の甘さのカクテルに仕上がります。
| 商品名 | 赤鳥居 ショコラ(あかとりい ショコラ) |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | 光武酒造場(みつたけしゅぞうじょう) |
| 生産国 | 日本 |
| ベーススピリッツ | 醸造アルコール |
| 使用ボタニカル | ジュニパーベリー、カカオニブ、オレンジピール |
| 度数 | 45% |
| 容量 | 700ml |
HOLON GIN ORIGINAL
東洋のハーブやスパイスを組み合わせたクラフトジン。
口に含むと異国情緒あふれるシナモンの香りが広がり、東洋のバニラと呼ばれるバンダンリーフや、バラを思わせるハマナスの風味が優雅に広がります。
甘みのある柔らかな味わいは、夜のリラックスタイムにもぴったりです。
ホットジンレシピ
お湯60ml、砂糖小さじ1、レモンジュース20mlにジン45mlとシナモンスティックを加えます。
ホットトディとも呼ばれるこの飲み方は、比較的簡単に入手できる素材で作ることができるのが魅力。
甘さが加わることで、より優しく身体を温めてくれますよ。
| 商品名 | HOLON GIN ORIGINAL(ホロン ジン オリジナル) |
|---|---|
| 生産国 | 日本 |
| 使用ボタニカル | ジュニパーベリー、リンデン、ハマナス、アンゼリカルート、ローズマリー、マーガオ、シナモン、パンダンリーフ、ローズペタル |
| 度数 | 35% |
| 容量 | 500ml |
ジンジャークラフトジン
沖縄県産の新しょうがをメインボタニカルに、クローブやカーブチーなど5種類のボタニカルを加えたオリジナルのクラフトジン。
ベーススピリッツには泡盛を使用し、スパイシーな味わいを楽しむことができます。
その年に収穫された素材によって香りと味が変わるので、その年だけの味わいとなります。
ホットジンレシピ
クラフトジンとお湯を同量混ぜ、すりおろしショウガやみじん切りショウガを加えます。
甘さが欲しい時ははちみつなどを加えるのもおすすめ。
| 商品名 | GINGER CRAFT GIN |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | 石川酒造場 |
| 生産国 | 日本 |
| ベーススピリッツ | 泡盛 |
| 使用ボタニカル | ジュニパーベリー、生姜(沖縄県産新しょうが)、カーブチー果皮、クローブ、ピパーチ |
| 度数 | 45% |
| 容量 | 500ml |
Ⅻ CAFE GIN
12種類のボタニカルに焙煎したコーヒーを加えたコーヒージンです。
コーヒーの香りを生かすために、焙煎したコーヒーから2種類の方法で香りを抽出してブレンドしています。
口に含むと、スパイシーなボタニカルの香りと重厚感のあるコーヒーの香ばしさが広がります。
カラメル、ココア、バニラの余韻は甘いカクテルとの相性も抜群です。
ホットジンレシピ
ジンと温めた牛乳を1:4の割合で静かに入れます。
そこにはちみつとバターをお好みの量加え、混ぜてバターを溶かしながら飲むレシピ。
コーヒーと牛乳の組み合わせは定番のおいしさです。
| 商品名 | GIN Ⅻ CAFE |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | Distilleries et Domaines de Provence |
| 生産国 | フランス |
| 使用ボタニカル | ジュニパーベリー、コリアンダー、コーヒー(焙煎)、アーモンド、タイム、アンジェリカ、他(計12種以上) |
| 度数 | 38% |
| 容量 | 700ml |
ホットジンで特別な時間を過ごそう

寒くなると温かい飲み物が欲しくなりますね。
スパイスには体を温める作用もあるので、クラフトジンは寒い冬にもぴったりです。
ボタニカルに使われている素材との相性を考えて、アレンジをすると味のバランスもとりやすくなります。
お湯で割るだけでもいつもと違う香りを感じることができ、新しいジンの魅力に気付くことでしょう。
ココアやホットミルク、ハーブティーなど好みのホットドリンクにジンを加えるだけでも、ひと味違った特別な時間を演出してくれます。















