クラフトジン「トーキョーハチオウジン」東京八王子蒸溜所の3周年記念イベント

hachiouji-Gin (804 x 503 px)

この記事の著者

徳留 康矩

徳留 康矩

雪の日に旅先の蕎麦屋で飲んだクラフトジンに魅せられたウェブライター。
温泉好きも手伝って旅先で飲むその土地のお酒が大好き。
旅で見つけた美味しい食材を自宅でお酒のつまみにするのが得意技。

2025年2月1日。クラフトジンの「トーキョーハチオウジン」などで知られる東京八王子蒸溜所が3周年ということでイベントが開催され、我々GinYaMediaのメンバーも参加してきました。

クラフトジンの蒸留所の3周年記念イベントは素敵な音楽と共に

我々が到着するとトロンボーンの生演奏が行われていました。
トロンボーンの生演奏を聴きながら、この日のために代官山Flying Bumblebeeの五十嵐さんが考案したオリジナルカクテルをいただく素敵なイベント。
トーキョーハチオウジンのボトルデザインやラベルを見るとトロンボーンと思われる楽器がデザインされているのがわかります。

トーキョーハチオウジンのウェブサイトを見てみると次のように書かれています。

トロンボーン演奏家でもある代表者中澤の“音楽的視点と思考”、そこに見事に重なり合ったトーキョーハチオウジンは、オーケストラが指揮者のタクトにより、様々な音を重ね、ハーモニーを生み出し、楽曲を表現するように、味と香りが響き合い深まりながら広がりをみせます。また、バーテンダーがカクテルを表現する際にも、基礎となる重要な素材として、奥深いハーモニーを生み出す支えとなっていく、そんなお酒です。

(画像引用元 東京八王子蒸留所 公式ウェブサイトより https://hachio-gin.jp/)

そうなんです。このクラフトジンを作っている中澤さんはトロンボーン演奏家でもあります。東京八王子蒸留所を代表するクラフトジン、トーキョーハチオウジンはそんな「音楽」と縁の深いお酒なのです。

イベント中は数回にわたり生演奏が行われました、トロンボーンを吹く中澤さん(写真右)

音楽的要素が感じられる内装

このイベントが開催されたのは蒸留所2階のBarエリア。
よく見ると室内の照明器具も楽器をモチーフにした照明器具になっています。

オーケストラのコンサートホールを彷彿させる素敵な空間でオリジナルカクテルをいただきます。
生演奏を聴きながら飲むカクテルの美味しいこと。
お酒のレイヤーと音楽のレイヤーを楽しみながら酔いがまわっていく感覚は実に至福の時間と言えます。

2FのBarエリアからは1Fの蒸留エリアを見ることもできます。
現在は900Lの生産が可能とのこと。

このイベントのために考案されたオリジナルカクテル

この日のために考案されたオリジナルカクテル(天狗ギムレット)
ハチオウジン、日本酒シロップ、ライムジュースを使ったジン。この写真だとちょっとわかりづらいのですが、上に金粉が載せられており華やかな様子。甘くて飲みやすいのですがしっかり酔っていく感覚が心地の良い一杯でした。

この日のために考案されたオリジナルカクテル(多幸ブラッディマリー)
スパイスジンが入っているのでクミンの味がほのかにありますが、そこにタイ出汁、トマトジュース、レモンジュースが入っているので旨味がありつつもすっきり感がありました。個人的にはカレーのようなアプローチだなとわりと目から鱗な一杯。

この日のために考案されたカクテルは4種類。
カンタビーレソーダ、天狗ギムレット、多幸ブラッディーマリー、イチイチゴーキューパンチ。どれも「音楽」や「八王子」や「蒸留所」や「セレブレーション」といったキーワードにちなんだカクテルになっていました。味のレイヤーが実に面白い!

我らがGinYaMediaジェーニャさんもこの笑顔

新作のクラフトジン、トーキョーハチオウジン JAPONESQUE(ジャポネスク)

トーキョーハチオウジン JAPONESQUE(写真左)

イベント会場では新作のクラフトジン、トーキョーハチオウジン JAPONESQUE(ジャポネスク)の試飲も行われました。
本格派のロンドンドライジンでアルコール度数は47%。
ロンドンドライジンでありながら日本らしい表現方法がコンセプトにあるそうで、日本ならではの檜、山椒、梅、菊、牛蒡(ごぼう)、よもぎ等がボタニカルとして使われているとのこと。発売は2025年2月7日から。

トニックウォーターKUMI

お兄さんの中澤さんが八王子で手掛けるのがクラフトジンなのであれば、弟さんの中澤さんが北海道でてがけているのがトニックウォーター。KUMIというブランドです。

公式ウェブサイトには

「苦味」と書いて「くみ」と読みます。トニックウォーターの原点であるキニーネの苦味(くみ)をベースに開発したため、名前は「KUMI」。割り材として、さまざまなお酒と組み(KUMI)合わせることで、新たな感動を生み出したいという想いも込めています。

とプロダクトコンセプトにあるように「苦み」がもとになっています。

KUMI ウェブサイト(https://bitterpops.co.jp)

GinYaMediaで取材したKUMIの特集記事は過去記事からどうぞ!

東京八王子蒸溜所の場所は?

東京八王子蒸溜所は高尾山もある八王子市にある蒸留所です。
最寄りの駅は京王線の狭間駅。南側には北野街道もあります。駅からは徒歩10分弱といったところ。
予約制で蒸留所見学も行っているとのことなので、公式ウェブサイトやInstagramからご確認ください。

東京八王子蒸溜所関連リンク

東京八王子蒸溜所の公式ウェブサイトやInstagramは下記から見ることができます。

GinYaMediaでも何回か特集を組んでいますのでもしよろしければご覧ください。

トーキョーハチオウジンの魅力を紹介!本場ロンドンに負けないこだわりとは?(GinYamedia)

10【外国女子】見に行ける蒸溜所・東京八王子蒸溜所【GinYa】

さいごに

私自身の話になってしまいますが、私自身もエレキギターを弾いたり、かつてはクラシックをかじった程度には音楽経験があります。

バンドであれば音のレイヤー(たとえばボーカルとギターの音が重ならないようするとか、ベースとドラムをシンクロさせるとか)を考慮したり、ギターの音色であれば風を表現するような音色や雪を表現するような音色を考えたりします。

それと似たような感覚で「このクラフトジンにはどんなレイヤーが重ねられているのかな?」とストーリーも考えながら飲むお酒の飲み方もけっこう楽しかったりします。個人的にはお酒と音楽の相性の良さは歴史が物語っているような気もしているので、「トーキョーハチオウジン」のコンセプトはとても理解できとても素敵なイベント体験をすることができました。

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