幅広い魅力のあるジン。
ジンを楽しむようになって、新しいジンへの探求心が生まれました。
そこで今回は吉祥寺のジンが飲める「BAR Déguisé」で行われた、オリジナルジンをつくるイベントに参加してきました。
イベントを主催しているTATEYANA GINでは、蒸留所ではもちろん、さまざまな会場とタッグを組んでイベントを行っています。
ジンの知識の少ない初心者でも、気軽に参加できる有意義なイベントとなっています。
興味のある方はぜひイベントをチェックして参加してみてくださいね。
TATEYAMA GINとは
イベントを主催しているTATEYAMA GINは千葉県館山にある小さな蒸溜所。
「クラフトジンを、もっと自由に、もっと楽しく。」をコンセプトに、オリジナリティあふれるジンの製造を行っています。
ボタニカルを1種類だけ漬け込み、丁寧に蒸留をしてボタニカルの純粋な香りを抽出して製品化した「ELEMENT SERIES」が特徴の蒸留所。
単一のボタニカルで香り付けしたスピリッツを混ぜ合わせ、自身の手で配合することで自分だけのオリジナルのジンの探求をすることができます。
「BLEND SERIES」「EXPERIMENT]では、プロがブレンドしたさまざまなフレーバーのジンを製品化して販売しています。
イベントの概要
ベースとなる20種類以上のELEMENT SERIESを試飲した上で、重量計を用いてブレンド比率を考えながらオリジナルの1本を作ることができるイベントです。
日程 | 2025年3月9日 14:00~16:30 |
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会場 | BAR Déguisé(吉祥寺) |
定員 | 14名 |
参加費 | 5,000円(当日ブレンドした蒸留酒200ml付き) |
イベント参加レポート

会場は吉祥寺駅徒歩3分の場所にある「BAR Déguisé」
階段を上がると現れるドアを緊張しながら開きます。
事前説明を受ける

ムードのある店内で、案内された席に着くとテーブルには多くのジンの瓶やスケールなどが用意されています。
今回のイベントは満席。
参加者の軽い自己紹介からスタートです。
蒸留所の方やバーの経営をしている方など、意外にもプロの方が多かったのが印象的でした。
私のようにクラフトジン初心者でもあたたかく迎え入れてくれる和やかな雰囲気で安心。
イベントの流れや注意事項の説明を受けたところで、いよいよELEMENT SERIESの試飲開始となります。
ELEMENT SERIESの試飲

まずは基本のジュニパーベリーのスピリッツから試飲開始。
小さなスプーンにスポイトで数滴ずつ垂らしてもらったものを試飲していきます。
それぞれのボタニカルの特徴や他のボタニカルとの相性といった専門的な話から、普段は聞くことのできない蒸留の裏話まで学びの多い時間です。
手元の用紙にメモを取りながら33種類のスピリッツを試飲します。
ひとつとして同じものはなく、それぞれに個性のある香りや風味に感激してしまいました。
TATEYAMA GIN ELEMENT SERIES商品ページBLEND SERIES・EXPERIMENTの試飲

次に、TATEYAMAGINの商品である5つのジンの試飲をします。
スピリッツの試飲を経て、どんなボタニカルが配合されているか各々で予想しながら楽しみました。
全種類のボタニカルを当てるのは至難の業。
ジンを飲みなれたプロでも、全種類当てることは難しいとのことです。
TATEYAMA GIN 001 —レモングラス—
7種類の蒸留酒をブレンドした初心者にもおすすめの1本。
ジュニパーベリーとコリアンダーを軸に、シナモン、ジンジャー、レモングラスなどの蒸留酒がブレンドされています。
フローラルでフルーティーな味わいで飲みやすく感じました。
TATEYAMA GIN 004 —紫蘇・山椒—
6種類の蒸留酒をブレンドした1本。
紫蘇の蒸留酒を20%配合することでしっかりと紫蘇の風味を感じ取ることができます。
さらに山椒やリコリスを加えてさっぱりとした味わいに仕上がっています。
TATEYAMA GIN EXPERIMENT CINNAMON/THYME —シナモン/タイム—
ジュニパーベリーをはじめ、シナモンとタイムをメインに6種類のボタニカルを一度に漬け込んで蒸留させた商品。
アールグレイ香る風味のジンはお茶割りにもおすすめとのこと。
TATEYAMA GIN EXPERIMENT FOREST —あわの森—
安房地域の森で採れたヒノキをメインに、スギやクロモジ、ヤブニッケイを加えたウッディなジン。
アクセントに紫蘇を加えたほっとする味わい。
TATEYAMA GIN EXPERIMENT LEAVES —葉の香—
ユーカリ、煎茶、ミント、オリーブ、よもぎの葉をボタニカルに使用したジン。
フェンネル、キャラウェイ、カルダモンのスパイスを加え、アブサン系の個性的な味わいを感じます。
BAR Déguiséおすすめのジンを試飲

続いて、数多くのジンを取り扱っているBAR Déguiséのマスターおすすめのジンを試飲します。
今回はニュージーランドの「STRANGE NATURE GIN」と山梨の蒸留所GEEKSTILLの「AMRTA GIN [1-3]」の2種類。
TATEYAMA GINのベーススピリッツがニュートラルスピリッツなのに対し、STRANGE NATURE GINのベーススピリッツは白ワイン。
白ワインとジュニパーベリーのみのシンプルなジンは、白ワインの甘みが特徴的です。
AMRTA GIN [1-3]はベーススピリッツに山田錦を使った日本酒を使用。
山梨のブドウの花をボタニカルに加えて造られています。
ベーススピリッツの違いでこんなにも味わいが変わってくるとは、ジンの奥深さを感じます。
オリジナルジン配合タイム

単一ボタニカルの試飲、ブレンドされ商品化されているジンの試飲を経て、いよいよオリジナルのジンをつくっていきます。
スポイトを使用して0.1gずつ計測しながら好みの味を作り上げていく作業は、実験的でとても面白い時間でした。
好みのボタニカルも、合わせるものによっては首を傾げる味わいになってしまったり。
試行錯誤しながら30分ほど時間をかけて、好みの配合を探っていきます。
完成・瓶詰め・ラベル張り

蒸留酒の割合が決まったら200mlつくり、瓶に詰めていきます。
オリジナルのジンが瓶に詰められる緊張の瞬間です。
ラベルに、ジンの名前や割合を記入して完成です。
貴重な素晴らしい体験ができるイベントです!

基本的なジンの配合は、ジュニパーベリー30~50%、コリアンダー25%、その他15%で考えられていることが多いとのこと。
そんな基本はお構いなしに、カルダモン好きの私はジュニパーベリー50%、カルダモン25%、キャラウェイ25%と、ジン好きに叱られるのではと思うほどカルダモンが強烈に効いたジンをつくりました。
商品として手に入らないような個性的なジンが作れるのもこのイベントならではの醍醐味です。
ジンに苦手意識のある人も、お気に入りのジンが見つかる機会になるかもしれません。
TATEYAMA GINのELEMENT SERIESはECサイトでも購入が可能なので、次はどんなジンを作ろうかと考えを巡らせながら持ち帰ったジンを楽しみました。
終始和やかな雰囲気で、とても有意義で貴重な時間を過ごすことができました。
興味のある人はぜひ参加してみることをおすすめします。