様々な種類のクラフトジンを試してみたいと思うものの、価格の高さに躊躇してしまうこともありますよね。
気軽にクラフトジンを楽しめる方法として、今回は少ない予算でも楽しめる方法をお伝えします。
気軽に楽しめるおすすめのお店や商品も紹介しているので参考にしてみてください。
風味や味わいが大きく異なるクラフトジンの中から、好みのタイプを見つけられるようになると、クラフトジンの楽しみ方も広がります。
ミニサイズを購入する
まずはミニサイズのボトルを購入する方法です。
500ml~700mlで販売されている商品が多いジンですが、100mlや200mlのミニボトルで販売されているものもあります。
大きいボトルに比べると割高にはなってしまいますが、はじめから味のわからない大きなボトルを購入するのが不安という方におすすめです。
小牧醸造 ひらめき GIN 100ml

ユニークなコンセプトの商品ほどミニボトルで試してみたいものです。
小牧醸造のひらめきGINは、さつま町のローカル香辛料「ひらめき」をオマージュしたクラフトジン。
ベーススピリッツに芋焼酎を使用し、ボタニカルには、ひらめきの原料であるミカン、タカノツメ、ゴマを使用しています。
タカノツメの辛みと、ミカンの爽やかさ、ゴマの奥行と、クラフトジンの中でも個性的な1本です。
赤鳥居 オリジナル ホワイトラベル 200ml

佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社の参道の「一の鳥居」として造られた赤鳥居。
2007年に惜しまれつつも老朽化のために解体となりましたが、今でも人々の心に残り語り継がれています。
原料には多良岳山系の天然水を使用。
大自然に恵まれ長年かけて浄化された美味しい水は、赤鳥居にかかせない素材のひとつとなっています。
量り売りの店舗を利用する
さらに少量で購入できるのが量り売り。
量り売りができる店舗は、有料試飲も同時に行っていることが多くジンデビューにぴったり。
お店の人のアドバイスをもらいながら好みのジンを探す、素敵な時間が過ごせます。
自分で確かめて、お気に入りのクラフトジンを購入できるので安心です。
CRAFT MUSEUM
有料試飲、量り売りで購入できるのが「クラフトミュージアム」
クラフトミュージアムは、クラフト酒類の専門店です。
選び抜かれた国内外のクラフトジン50種類以上全て、有料試飲が可能。
全てのジンを10mlから量り売りで購入できるのも大きな魅力です。
瓶を持参すると容器代がかからないのでお得に購入できますよ。
HITOKUTI WHISKY
店舗に行くのが難しい人にも、オンライン専門の量り売りショップがあります。
ウィスキーの品揃えが豊富ですが、海外のクラフトジンの取り扱いもあります。
容量は30mlと100mlのボトルから選ぶことができ、いつもはウイスキー派の人も気軽にクラフトジンデビューしやすいオンラインショップです。
ジンソーダ缶で楽しむ
最近は缶で販売されているクラフトジンのジンソーダが多く販売されています。
考えつくされた配合で楽しめるので、クラフトジンデビューにはもってこいの1本です。
バーなどで注文する前段階として、ジンの味を知ることができるのが嬉しいですね。
LAST ジンソーダ

東京リバーサイド蒸溜所で造られる、エシカルスピリッツの定番商品「LAST」のジンソーダ缶。
LASTは、千代むすび酒造の酒粕からできた酒粕焼酎をベースに、ラベンダーやハイビスカスなどのボタニカルを加えたフローラルなジンで、世界からも高い評価を受けているクラフトジンです。
THE HERBALIST YASO ジンソーダ

通常のTHE HERBALIST YASO GINシリーズと同様、もろみから蒸留したスピリッツを再蒸留し、ジュニパーベリーやスパイスを浸漬して蒸留、さらにグレープフルーツの皮と実のみを使用し蒸留したものを加えてブレンドし、合計100種類のボタニカルが含まれるジンソーダ缶です。
ベーススピリッツには、ほんのりと野草の香りが残り、ボタニカルと一体になったハーバルな香りが楽しめます。
どんな食事にも合わせやすく、日常の食事の食中酒として活躍する1本です。
ドライ過ぎない仕上がりで飲みやすいのでジンデビューにもおすすめ。
1杯あたりの金額を計算してみる
お気に入りのクラフトジンが見つかったら、通常のボトルで購入すると長く楽しめてお得です。
ボトルの価格に戸惑う高価なクラフトジンも、1杯当たりの金額に換算すると思い切って700mlサイズのボトルを購入するのが最もお得。
ただし飲み過ぎには要注意です。
季の美 京都ドライジン

ジン専門の京都蒸溜所が造る、ロンドンドライスタイルに和のエッセンスが加わったクラフトジン。
日本初のクラフトジン専門の蒸留所で、最高品質のジンを造るためにイギリスと日本で経験を積んだメンバーが製造するこだわりのクラフトジンです。
最近ではスーパーなどでも見かけるようになってきた、代表的な存在のクラフトジンです。
商品名 | 季の美 京都ドライジン |
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蒸留所名/メーカー | 京都蒸溜所 |
生産国 | 日本 |
ベーススピリッツ | ライススピリッツ |
使用ボタニカル | ジュニパーベリー、柚子、檜、玉露、山椒、赤紫蘇、笹の葉、レモンピール、生姜、オリスルート、コリアンダーシード |
度数 | 45% |
容量 | 200ml |
ROKU〈六〉

こちらもスーパーで手に入りやすいサントリーのジャパニーズクラフトジン「ROKU〈六〉」
桜葉や煎茶など豊かな日本の四季が育んだ6種類の日本のボタニカルを使用しています。
日本を代表するクラフトジンを目指して造られた、日本の職人技でバランスを追求して造られた国産のプレミアムなクラフトジン
気軽に行ける店を見つける
新しい世界にチャレンジするには、その世界に精通している人の話を聞くのが近道でもあります。
豊富なジンの知識を持つ店主の話を聞きながら飲めるお店を見つけると、とても心強いデビューになりますね。
クラフトジンが飲めるお店にも多くの種類があり、オーセンティックなバーなどは価格も高く初心者が気軽に行くにはハードルが高いものです。
料金体系が明確で、ノーチャージのお店を選ぶと安心して楽しむことができますよ。
Antonic
中目黒にあるAntonic(アントニック)は、国内外170種類以上のジンを取り扱っている専門店です。
ノーチャージで1杯900円から1500円と料金体系もわかりやすく、気軽に利用することができます。
取り扱っているお酒はジンのみ。
様々なジンをたっぷりと楽しみたい人には60分4000円の飲み放題メニューも用意されています。
店員さんと会話を楽しみながら、安心してジンデビューを果たすことができるお店です。
エシカル・スピリッツ・オフィシャルストア
蒸留所に併設されたオフィシャルストアで、エシカルスピリッツのボトルやドリンクをテイクアウトすることができます。
香水瓶を使ってジンの香りを試すことができるユニークなシステムで、蒸留所スタッフによるストーリーやボタニカルの話を聞けるのが大きな特徴。
バーや酒屋とはまた違う、ガラスの奥の蒸留所を覗きながら直接購入できるのは、愛着の湧くデビューとなるでしょう。
気軽に楽しめる方法を見つけよう
新しいことを始める時は、どうしても不安や緊張がつきものです。
クラフトジンの世界は奥深く幅広く、どこから入っていいのか戸惑うことも。
スーパーなどで見かけても、なんだか高価なお酒というイメージもあるのではないでしょうか。
多くのジンの種類があるように、価格帯も幅広くそれぞれに個性や魅力があります。
自分で少しずつ切り開いていくのも、アドバイスを受けながら世界を広げていくのも、楽しい時間になりますね。