あの有名人がプロデュースしたクラフトジン!?世界的セレブのこだわりが詰まった『CELEBRITY GIN』8選

この記事の著者

浅見 萌子

浅見 萌子

可愛い洋服とコスメ、KPOPアイドルが好きです!
好きなお酒はジントニック、ジンバック、チャイナブルー。
おしゃれで綺麗な色のお酒が好きです。
女の子が知りたくなるジンの魅力を沢山お届けします♪

あの有名人がプロデュースしたクラフトジン!?世界的セレブのこだわりが詰まった『CELEBRITY GIN』8選

各国至る所で新しいものが作られ、ブーム真っ只中のお酒、ジン。
飲みやすく、組み合わせは無限で自由度が高いところが魅力なジンですが、
なんと皆さんもご存知のあの有名人達がプロデュースしている『CELEBRITY GIN』があるのをご存知ですか?!

世界的セレブのこだわりが詰まったジンは、素材や味、ボトルも普通のジンとは少し違います。
有名俳優や映画監督がプロデュースしているものも多く、映画好きは必見!!

今回は、そんな各国の有名人達がプロデュースした『CELEBRITY GIN』8選をご紹介いたします♪

味でも産地でもなく、『作った人』から紐解くジンの新しい世界をお楽しみください。

目次
  1. The Gardener French Riviera Gin(ザ・ガーデナー フレンチ・リビエラ・ジン)
  2. Renais Gin(ルネズ ジン)
  3. Aviation American Gin(アビエイション アメリカンジン)
  4. Cygnet distillery Gin (シグネット ディスティラリー ジン)
  5. Papa Salt Coastal Gin(パパソルト コースタル ジン)
  6. Y Gin(ワイ ジン)、SLOE Gin(スロー ジン)
  7. Sweet Gwendoline French Gin(スウィート・グウェンドリン フレンチ ジン)
  8. Artingstall’s Brilliant London Dry Gin (アーティングストールス ブリリアント ロンドン ドライ ジン)
  9. まとめ

The Gardener French Riviera Gin(ザ・ガーデナー フレンチ・リビエラ・ジン)

『空』『火』『大地』が織りなす三部作!自然豊かな地域で生まれたもうひとつの芸術作品

【このジンをプロデュースした人】
Brad Pitt(ブラッド ピット)

Brad Pitt(ブラッドピット)はアメリカ合衆国オクラホマ州出身の俳優、映画プロデューサーです。日本では「ブラピ」の愛称で親しまれており、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

1987年に『追いつめられて』の端役で映画デビュー。(当時はクレジットなし)
2019年公開の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー助演男優賞を受賞、プロデューサーとしても2013年公開の『それでも夜は明ける』でアカデミー作品賞を受賞しています。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

The Gardener French Riviera Gin

美しいボトルは、芸術作品のように完璧を追求し、ブランドと、芸術に情熱を持つ職人たちによってデザインされました。フランスのリヴィエラという特別な地域の光と影、海と空、大地と空気を表現しています。

俳優であり自身も映画のプロデュースを手掛けるブラッドピット(空)、ジン製造技術において40年の経験を誇る蒸留者トム・ニコル(火)、20世紀半ばにオーガニック手法を採用した最初のフランスのワイン生産者であるペリン・ファミリー(大地)がそれぞれを演じ、卓越したノウハウを持つアーティストと職人の出会いを表現し、『空』、『火』、『大地』の三部作が織りなされる芸術作品のような世界観のジンです。

The GARDENER GINには、完璧を追求する中で品質に妥協することなく、すべてオーガニックの原料が使用されています。また、独自のレシピを作成し、フレンチリビエラの中心部で栽培された新鮮な柑橘類(ビガラードオレンジ・スイートオレンジ・ピンクグレープフルーツ)をボタニカルとし、蒸留されています。

特別な地域であるフレンチ リヴィエラは、芸術的創造の場所としてクリスチャン・ディオールからブリジット バルドー、グレース ケリーからローリング ストーンズに至るまで何十年にもわたって世界中のアーティストや夢想家を魅了してきました。創造の場所であり、インスピレーションの源であり、想像を超えてそれを表現できる場所です。

ユニークな生活芸術

水上で過ごす午後のシンプルな楽しみ。波の音に誘われてテラスで夕日を眺める。自然の中を散歩してエネルギーを充電しましょう。美味しいお料理、爽やかなドリンク。友達同士の集まり。バックカントリーでの長期滞在中の気楽なひととき。自然のリズムに身を委ねる、繊細な優雅さ。
(引用:https://the-gardener.com/)

そんな自然の豊かさにインスピレーションを受け創造されました。

豊かでワイルドなテロワール

ここだからこそ採れる、コートダジュール特有の柑橘類のフレッシュで独特な味わいが、広がります。

テロワール
ワイン、コーヒーなどの品種における自然環境要因のこと。フランスのワイン法のベースとなり、特定地域、特定の地区、固有のブドウ畑から造られるワインは特有の個性を表すという考え方です。

ブラッドは、彼が恋に落ちたこの地域を反映したスピリット、彼にインスピレーションを与えた時代を超越した象徴的なこの場所に敬意を表したスピリットを作りたいと考えていたそうです。

ブラピのこだわりが詰まったクラシックでフレッシュな『The GARDENER GIN』が気になる方はこちら

公式サイト
https://the-gardener.com/

公式Instagram
@thegardener_gin

Renais Gin(ルネズ ジン)

ワインとの意外な関係?魔法使いの姉と姉想いの弟のこだわりが詰まったジン

【このジンをプロデュースした人】
Emma watson (エマ ワトソン)

エマ・ワトソン(エマ・シャーロット・デューレ・ワトソン)は、イギリスの女優、活動家です。お馴染み映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役や実写映画『美女と野獣』のベル役で知られています。フランス・パリ出身。イギリス国籍。

『ハリー・ポッター』シリーズ

また、彼女はフェミニストとして積極的に活動を行っています。2014年に国連組織、UNウィメンの親善大使に任命され、バングラデシュやザンビアといった国を訪れ、女性が教育を受ける権利の拡充について啓蒙しました。同年9月には、ニューヨーク市の国連本部で、男女ともにジェンダー問題に取り組むことを呼びかける 『He For She』キャンペーンを始め、また、2015年1月の世界経済フォーラムにおいて男女のジェンダー間の平等についてスピーチを行ないました。

ワトソンはフェミニズムを「男性と女性ともに同等の権利と機会を持つべきとする信条」だとして、「男性嫌い」だという誤った認識を止めるべきだと語りました。

Renais Gin

ルネは、何世代にもわたって栽培されてきたワインと世界的に有名なテロワールの故郷であり、フランスを代表するブルゴーニュ地方の人々や農産物にインスピレーションを受け、ブドウの皮の独特な風味が染み込んだおいしくモダンなジンです。

ルネはフランス語で「再生」を意味します。
それはスピリッツがリサイクルされたブドウから作られていることだけでなく、ワイン造りの伝統にも敬意を表しています。

<ワトソン家とワイン>

ワトソン家は、ブルゴーニュワインとそれを囲む美しい田園地帯と深いつながりを持っています。エマ・ワトソンの父であるクリス・ワトソンは30年以上前にシャブリにブドウの木を植え、それ以来ずっと受賞歴のあるワインを生産しています。彼はまた、シャブリワインの模範的な表現を造り、地域の利益を守る人に与えられる名誉であるシャブリのピリエに選ばれた唯一のイギリス人です。

ピリエ 
フランス語で「柱」を意味します。無くてはならない重要な支え、支柱となるものや人物を指します。(https://renais.com/)

エマの弟であり、飲料業界の経験豊富な専門家であるアレックスは、ドメール・ワトソンのテロワール、家族のブドウ園を含むワイン醸造プロセスで発生したブドウの皮を再利用することによってとてもユニークなスピリッツである、ルネを創り上げました。

アレックスは姉とのビジネスについてこう語ります。「私たちの父は非常に長い間、ワインビジネスに携わってきた。私と姉はこの30年間、ワインに囲まれて育ってきたようなものなんだ。以前、それをどのように尊重し継承していくかについて姉と話したことがある」

このプロジェクトは2人にとって重要な、『サステナビリティ』という視点を持っており、このプロジェクトをアレックスは「2人の強みをうまく生かしたものだ」と分析しています。エマはこのプロジェクトを始める前から環境保護を始めとするサステナビリティの実現に取り組んできました。一方アレックスはアルコールに関わるビジネスに携わっていたそうです。

エマはこのプロジェクトを始める前の2019年頃の心境について「あまり幸せではなかった」と語っていたことがありました。自分があまりコントロールできないものを売り込まなくてはいけないことをつらいと感じていたエマにとって、「Renais」は少し立ち止まり、外に一歩踏み出して新しい自分を表現することの源となっているそうです。アレックスは今日「Renais」を始めたエマが生き生きとしていることが嬉しいと話しています。

ブドウの皮のリサイクル

ワインを搾った後に回収されたブドウの皮を使ってベーススピリッツを作り、無駄を最小限にパートナー生産者が栽培したジュニパー、グレイン オブ パラダイス、菩提の花、アカシア蜂蜜などの天然原料が、ルネの鮮やかな風味を完成させています。

美しく独創的で現代的なカクテルから、美しく厳選された商品まで、ルネはジンを飲む経験を高め、ジンを飲む人にインスピレーションを与えることを目指しています。また、サプライチェーン、消費者、飲料業界との誠実な取り組みにより、おいしいだけでなく、真心を込めて作られたジンが生まれます。

エマ・ワトソンが家族とともに創り上げた香水のように香り豊かな『Runais Gin』が気になる方はこちら↓
公式サイト
https://renais.com/

公式Instagram
@renaisspirits

Aviation American Gin(アビエイション アメリカンジン)

デッドプール航空の空の旅に乗り遅れるな!

【このジンをプロデュースした人】
Ryan Reynolds (ライアン・レイノルズ)

ライアン・ロドニー・レイノルズ(Ryan Rodney Reynolds 1976年10月23日 )は、カナダとアメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー、起業家。カナダのティーン向けテレビドラマ『Hillside』(1991年-1993年)への出演で俳優のキャリアを開始し、『Two Guys and A Girl』(1998年-2001年)では主演を演じました。その後様々なアクション映画に出演し、2016年に、アクション・コメディ映画『デッドプール』にて興行的にも批評的にも成功を収め、第74回ゴールデングローブ賞作品賞、主演男優賞にノミネート、続編も製作されました。

出演作は多く様々な役を演じていますが、『グリーン・ランタン』、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』、『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』、『ブレイド3』、『セルフレス/覚醒した記憶』などのように興行的に失敗したり酷評を受けることも多く、『デッドプール』では度々自虐ネタとして使用されています。

『デッド・プール』シリーズ

★2016年、ライアン・レイノルズは『ハウススピリッツ蒸留所』を買収。アビエーション・ジンの新しいオーナーとなり、主要なスポークスマン兼スポンサーとなりました。

【Aviation American Gin】

「アビエーション・アメリカン・ジン」は、「アビエーション・ジン」とも呼ばれ、2006年に創業者のクリスチャン・クロッグスタッドとライアン・マガリアンによってオレゴン州ポートランドで初めて生産されたジンのブランドです。オレゴン州ポートランドに本拠を置く『ハウススピリッツ蒸留所』によって生産されています。

もともとは、青いラベルが付いたワインボトルに瓶詰めされていました。2013年に発表された新しいボトルは、フラスコのように見え、アールデコ時代を彷彿とさせる、黒いラベルと銀色のキャップが付いています。

アールデコ
アールデコとは、1920年代に発展し、初めて世界規模で広まった建築及びインテリアデザインの装飾美術様式です。幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などの特徴を持ちますが、その装飾の度合いや様式は多様です。「アールデコ」という名前は、1925年にパリで開催された万国装飾美術博覧会に由来しています。

アビエーションとは、飛行、航空の意を表します。地球上のすべてのジンを飲んでもアビエーションが最高だ、と言うように、広がる味わいを飛空旅行に例えたユーモアのあるジンです。

アビエーションジンは、植物の風味の純粋な組み合わせを生み出す独自の浸軟レシピを使用して蒸留されています。

独自の蒸留プロセス

STEP1
カルダモン、コリアンダー、フレンチラベンダー、アニスシード、サルサパリラ、ジュニパー、2種類のオレンジピールといったボタニカルが正確にブレンドされ、これらはマセレーションタンクで中性穀物スピリッツに18時間浸けられます。

STEP2
浸軟液は純水とともに蒸留器に送り込まれます。蒸気ジャケットが浸軟液を加熱し、蒸気は凝縮器に送られ、そこで蒸気が冷却されてジンの蒸留液が形成されます。

STEP3
綿密に監視されたプロセスで、蒸留器から出た最初の液体である「ヘッド」が取り除かれます。蒸留作業全体を通して「スピリッツのハート」を集め、蒸留者は最後のカットである「テール」を行います。このプロセスには約 7 時間かかるそうです。

ヘッド
スピリッツの蒸留過程において溜出してくる液体の最初の部分のこと

ハート
最初の部分と最後の部分を取り除いた中溜部分のこと

テール
最後の部分のこと

STEP4
カットされたハートはブレンドタンクに移され、純水が加えられてジンのアルコール度数が 84 度に調整されます。その後、瓶詰めラインに送られ、充填、キャップ、ラベル付けが行われます。その後、航空便で箱詰めされ、出荷準備が整います。

独自のカクテル

アビエーション・ジンを使ったカクテルは様々で、公式サイト(aviationgin.com)には38もの本格的なカクテルレシピが載っています。

好きなように組み合わせて飲むことで、さらにアビエーションジンの味わいが広がりを見せます♪
中から3つのご紹介です。

航空

材料
アビエーション アメリカン ジン

マラスキーノ リキュール

レモン ジュース

シンプル シロップ
1 ティースプーン
クレーム ド バイオレット



すべての材料をカクテル シェイカーで氷と一緒に混ぜます。シェークしてから、氷を入れたグラスに注ぎます。ブランデー チェリーで飾ります。

喝采

材料
アビエーション アメリカン ジン

クラブ ソーダ

オレンジ スライス



氷を入れたコリンズ グラスにアビエイション ジンを注ぎます。クラブ ソーダを注ぎ、オレンジ スライスを飾ります。

航空(アビエイション)コスモ

材料
アビエーション アメリカン ジン

スウィート ベルモット

マラスキーノ リキュール

少量のビターズ



すべての材料をミキシング グラスに氷と一緒に入れて混ぜます。かき混ぜてから、マティーニ グラスに注ぎます。ビターズを少量かけ、レモンの皮とマラスキーノ チェリーで飾ります。

是非参考に、オリジナルのカクテルを作ってみてくださいね♪

大人気のmarvel作品、『デッドプール&ウルヴァリン』とコラボした仕様のアビエーション・ジンも期間限定で発売されており、当時のファンを喜ばせました。(なお日本では販売が無く、現在も入手、購入ができるかは不明です)

ボトルもクールで蒸留方法にもこだわりが詰まった遊び心のある『Aviation gin』が気になる方はこちら↓
公式サイト
https://www.aviationgin.com/

公式Instagram
@aviationgin

Cygnet distillery Gin (シグネット ディスティラリー ジン)

ソプラノ歌手の作ったジンは喉にいい?

【このジンをプロデュースした人】
Katherine Jenkins(キャサリン ジェンキンス)

キャサリン・ジェンキンスは、イギリスウェールズ南部のウェストグラモーガン州ニース出身のメゾソプラノ歌手です。

若くして歌唱コンクールで優勝し、『 王立音楽アカデミー』で学び、2003年、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の在位25周年を称えてウェストミンスター大聖堂で歌唱を披露し広く世間の注目を集めました。

ファッションモデルや、パブリックスクールの音楽教師の経歴を持ち、2004年に23歳で発表したデビュー・アルバムがクラシックチャートで初登場第1位、8週連続1位を獲得しました。2005年、2006年には、年間最優秀アルバムとしてClassic Brit Awardsを受賞。コンサートの他、スポーツイベント、テレビ番組、多くの慈善団体チャリティ活動に出演しています。

CD『Living A Dream』

Cygnet 22

Cygnet 22は、『世界で最も贅沢なジン』と称賛され、数々の賞を受賞しており、ハイビスカス・蜂花粉・マヌカハニーを含む22種類の天然植物をバランスよくブレンドして蒸留されたジンです。

ボトルはウェールズの海の透明度からインスピレーションを得た、水滴のようなデザインです。

創設者の試行錯誤

Cygnetの創設者であるキャサリン・ジェンキンスは、
プロの歌手として『自身が楽しめるジン』を作ることが使命であったと言います。

プロの歌手として体は楽器であり、キャリアを通じて、意識的に体のバランスを取り、保護し、栄養を与える必要があります。ステージに立つときも、愛する人たちと瞬間を共有するときも、摂取するものは最高のパフォーマンスを発揮する能力に直接影響します。

生涯にわたるジン愛好家として、キャサリンは課題に直面しました。それは、自分の声を損なわないスピリッツを見つけることでした。トレーニング中に、ほとんどのスピリッツのきつい後味が声帯を刺激するため、パフォーマンスの前にはジントニックを控えなければならなかったのです。

しかしそれはキャサリンがより高い基準でより良いジンを作るための刺激にもなったと言います。

こうして試行錯誤されたシグネット・ジンは
単なる高級ジンではなく、揺るぎない品質へのこだわりと、最もなめらかで贅沢なジンを作るために情熱を注がれた、シルクのように滑らかな後味のスピリッツです。

すべてのシグネット・ジンはキャサリンが幼少期を過ごしたウェールズの自宅近くで蒸留され、またウェールズの純粋な水がブレンドされています。

ウェールズ

秘密の材料

シグネット22には、喉のケアや殺菌作用で有名な『マヌカハニー』が使用されています。これは、キャサリンの声・健康・家族の幸福を守る為に長年信頼が置かれてきた材料です。マヌカハニーはジンに豊かでなめらかな特徴をもたらし、ハチミツの甘さは抑えられていますがシルクのような余韻を残します。

マヌカハニー

持続可能性への取り組み

Cygnetに使用されるボトルは、プラスチックフリー、リサイクル可能、詰め替え可能であることに加え、アップサイクルを念頭に置いて設計されており、ウォーターカラフェや花瓶としての再利用を奨励し、再生と持続可能性というブランド理念を体現しています。

また、ボトルの軽量化により二酸化炭素排出量が削減され、ボトルに使用されるシールも
ウェールズ産の木材パルプから作られた100% 生分解性のものです。
ブランドロゴは、洗い流せる環境に優しいオーガニックインクを使用してスクリーン印刷されており、将来的に問題なくボトルを再利用できることが保証されています。

また、Cygnet distilleryでは、
シグネット・ウェルシュ・ドライ・ジンやシグネットジン&トニック、各種ジンのポーチでの販売もしています。

受賞歴のあるシグネット・ウェルシュ・ドライ・ジン

ウェールズの最も純粋な水と、カモミールの花やピンクグレープフルーツを含む 12 種類の植物のブレンドを使用して蒸留されています。

喉にいいマヌカハニー配合の世界一贅沢なジン
『Cygnet 22』が気になる方はこちら↓
公式サイト
https://cygnet-distillery.com/

公式Instagram
@cygnet_gin

Papa Salt Coastal Gin(パパソルト コースタル ジン)

カクテルに最適!ハーレイ・クインが友人達と創り上げた友愛のジン

【このジンをプロデュースした人】
Margot Robbie(マーゴット・ロビー)

マーゴット・ロビー(Margot Robbie,1990年7月2日 )は、オーストラリアの女優、映画プロデューサーです。

2011年-2012年、アメリカ合衆国のTVドラマ『PAN AM/パンナム』に出演し、ローラ・キャメロン役で知られるようになりました。
その後、様々な映画やドラマに出演。2016年に「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズの『スーサイド・スクワッド』でハーレイ・クイン役を演じ、一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たします。また本作で第22回クリティクス・チョイス・アワードのアクション映画女優賞を受賞しました。

その後の出演作では、第90回アカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)、英国アカデミー賞 主演女優賞、全米映画俳優組合賞主演女優賞、 クリティクス・チョイス・アワード主演女優賞、アカデミー助演女優賞、ゴールデングローブ助演女優賞など様々な賞にノミネート、受賞しています。

2014年には、夫のトム・アカーリーと共同で製作会社の『ラッキーチャップ・エンターテインメント』を設立。ラッキーチャップでは『アイ・トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017年)、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020年)、『バービー』(2023年)などを製作しています。

『スーサイド・スクワッド』シリーズ

Papa Salt Coastal Gin

パパ ソルトは、オーストラリア原産の植物の繊細な味を生かした飲みやすいジンです。
マーゴットを含む5人のジンを愛する友人達が、独自のスピリッツを作ることを夢に見、どんなソーダやトニックにも合いやすいマティーニを作るというシンプルな目標のもとに作られました。

59 種類のレシピと、ジンを味わう楽しい晴れた午後を何度も経て、Papa Salt が完成しました。

5人の友人達

ハイビスカスと柑橘類の皮で風味が引き立ち、ワトルシードのほのかなナッツの香り、生姜のピリッとした風味、そしてほんのりとした牡蠣殻が加わることで華やかな味わいを増しています。

このジンは何かと合わせる、セッション用に作られており、ソーダにたっぷりの氷を注ぎ、新鮮なオレンジのスライスを乗せてカクテルとして楽しめます。

独自のカクテル

Papa Salt Ginの公式サイト(https://papasaltgin.com/)には、カクテルとしてのパパソルトジンの楽しみ方が幾つか載っています。

こちらからも、三選をご紹介いたします♪

パパ ソルト&トニック

材料
パパソルト コースタルジン 45ml
フィーバーツリー メディテラニアン トニックウォーター(トニックウォーター)
ライムのスライス
ノチェッラーラオリーブ
新鮮な氷

脚付きバルーングラスに新鮮な氷を入れ、パパソルトジンとフィーバーツリーメディテラニアントニックウォーターを注ぎます。絞ってライムの輪切りとノチェッラーラオリーブで飾ります。シンプルで美味しいです。

ダーティドライマティーニ

材料
パパソルト コースタルジン 50ml
ノイリープラットベルモット 10ml
オリーブ塩水20ml
ノチェッラーラオリーブ
岩氷

ミキシンググラスにパパソルトジン、ノイリープラットベルモット、オリーブ塩水を氷を入れたグラスで混ぜます。バースプーンで少なくとも 30 秒間かき混ぜ、十分に冷えてなめらかな味わいになるまで待ちます。冷やしたカクテルグラスに注ぎます。ローズマリーの茎に刺したオリーブ 3 個を飾ります。ゆっくり (または素早く) 飲みます。

パパのソルティドッグ

材料
砕いた氷
海塩
パパソルト コースタルジン 50ml
グレープフルーツジュース100ml
ライムのスライス
ロックアイス

よく冷やしたハイボールグラスの縁に塩をふります。カクテルシェーカーに氷、パパソルト、グレープフルーツジュースを入れます。よく冷えるまでシェイクし、砕いた氷を入れたグラスに注ぎます。最後にライムを添えます。

こちらも参考に、是非オリジナルカクテルを楽しんでみてくださいね♪

マーゴットロビーが晴れた午後を経て友人と創り上げた『Papasalt Gin』が気になる方はこちら↓
公式サイト
https://papasaltgin.com

公式Instagram
@papasaltgin

Y Gin(ワイ ジン)、SLOE Gin(スロー ジン)

始まりは地面に落ちたリンゴ?有名コメディアンが作る、人と環境にやさしいジン
Ellers Farm Distillery (エラーズファーム蒸留所)

【このジンをプロデュースした人】
Ricky Gervais (リッキー ジャーヴェイス)

リッキー・ジャーヴェイス( Ricky Dene Gervais、1961年6月25日 )はイングランド・レディング出身の俳優・コメディアン・脚本家です。

TV番組のリポーター、トークショーのパーソナリティとして活躍後、演出・脚本も手がけたBBCのコメディドラマ、『The Office』がイギリスで大ヒット番組となり、一躍ブレイクします。
2011年1月、第68回ゴールデングローブ賞の司会を務めましたが、その際受賞者の多くに対して辛口コメントないしブラックジョークと取れる発言を連発したため、同賞を主催しているハリウッド外国人記者クラブから非難されることもありましたが、その後2020年までに累計5回司会を務めました。

『The Office』

★ジャーヴェイスは、2023年11月にエラーズファーム蒸留所の新しい共同所有者に就任することを世界に発表しました。ジャーヴェイスは地球に良い影響を与える持続可能なスピリッツビジネスと密接に協力したいと考え、スピリッツブランドの世界的なブランド認知度とマーケティング活動の構築において創造的なリーダーシップを発揮してきました。

Ellers Farm Distilleryの旅

創業者であるクリス・フレイザーは2014 年、自宅の庭の奥に放置された果樹園があり、リンゴが地面に落ちて無駄になっているのに気付きました。持続可能性に情熱を持ち、無駄を嫌う彼は、このリンゴを材料とし、趣味として自宅でサイダーを作り始めました。

周囲の人々の協力を得て、当初の趣味は、最終的に約 350 リットルのサイダーを生産するほどに成長したのです。

クリスは、自分のサイダーの新たなルートを模索し、ニューヨークのリンゴから作られる無名のウォッカにインスピレーションを受けました。英国に戻ってその可能性に気づいたクリスは、自宅で小さなポットスチルで実験を始めました。完璧を求める彼の執念が、のちに、この蒸留所の象徴となる『ダッチバーンウォッカ』を作る旅の始まりとなります。

ダッチ・バーン・ウォッカ

何年もかけて、クリスは設備をアップグレードし、技術に関する知識を深め、驚くほど良い反響を得られるレシピを完成させました。

さらにノース・ヨークシャーの農場にかつてあった古いオランダの納屋のオリジナル設計を基に、イタリアで手作りされた特注の設備を備え、革新的で新しい蒸留所を建設。

ノース ヨークシャーの豊かな農業の伝統にインスピレーションを受け、持続可能性への取り組みによって生まれた『ダッチ バーン ウォッカ』は、持続可能な完璧さを追求するクリスの揺るぎない品質、創造性、職人技への献身を体現したものとなります。

2023年2月に、クリス達は専門家とボランティアの協力のもと、蒸留所の裏の畑に361本のリンゴの木を植えました。28 種類のリンゴの木には、調理用、食用、サイダー用などさまざまなリンゴが混在しており、そのうち 12 種類はヨークシャー原産です。
クリス達は、自社のリンゴの木を製品に使用し、また成長するにつれて大気中の二酸化炭素を吸収して環境に良い影響を与えたいと考えています。

Y Gin

Y-ジンは、ヨークシャー地方の豊かな伝統に敬意を表した、クラシックなロンドン・ドライ・ジンです。ジュニパー、カルダモン、土っぽい甘さのリコリスの伝統的な香りから始まり、ヨークシャー地方の有名なルバーブの花のような酸味へと移り変わります。最後には、ヨークシャー地方と歴史的に結びついたスパイスであるジンジャーの心地よい温かさが口の中を刺激し、味わいが最高潮に達します。

SLOE Gin

豊かな自然な色とジャムのような甘さが完璧に調和し、複雑な風味を生み出します。松の香りのジュニパー、温かみのあるカルダモン、ほのかなスパイシーなジンジャーの爽快なエッセンスを味わいながら、プラム、レーズンの甘美な余韻と心地よい酸味を楽しめます。

細心の注意を払って作られるスロージンは、伝統的な手法を大規模に使用して作られています。
まず、独特の蒸留レシピで蒸留物を 50% にブレンドし、その後、冷凍スローベリーを 6 か月以上浸軟させます。浸軟後、ベリーの風味をすべて抽出し、スロージュース濃縮物をブレンドして砂糖を加え、瓶詰めする前に 7 日間混合物をなじませます。このプロセスにより、クラシックでより深みのあるジンになります。

持続可能性への取り組み

エラーズファームディスティラリーは、人、地球、利益のバランスをとるというシンプルな原則に基づいています。

2023年9月にエラーズファームディスティラリーはBコーポレーションの認定を受けました。これは、人々と地球の両方にとって正しい方法でビジネスを行っているという献身を体現しています。

Bコーポレーション
B Corp(B Corporation)とは、米国の非営利団体B Labによる国際認証制度です。厳格な評価のもと、環境や社会に配慮した公益性の高い企業に与えられます。

生産量1リットルあたりに排出されるエネルギー、CO2の削減、ボトルを軽量化しCO2排出を削減、またボトルには68%の使用済みリサイクルガラスやリサイクル可能なアルミニウム使用、蒸留所の隣に自社果樹園を開設することで、土地と水のフットプリントを削減するなど、人々と環境に配慮した取り組みは現在進行形で進んでいるそうです。

世界的コメディアンが作った人にも環境にも配慮した『Ellers Farm Distillery Ygin』が気になる方はこちら↓
公式サイト
https://www.ellersfarmdistillery.com/

公式Instagram
@ellersfarmdistillery

Sweet Gwendoline French Gin(スウィート・グウェンドリン フレンチ ジン)

『バーレスクの女王』がこだわるセクシーな世界観のジン

【このジンをプロデュースした人】
Dita von Teese (ディタ・フォン・ティース)

ディタ・フォン・ティース(Dita von Teese、本名:Heather Renée Sweet、1972年9月28日 – )はアメリカ合衆国のバーレスクダンサー、モデル、衣装デザイナー、実業家、女優です。バーレスクを復活させたジャンルであるニュー・バーレスクの代表的なスターのひとりであり、「バーレスクの女王」と称されています。

5歳からバレエを習い、13歳で地元のバレエ団に入団。元々はバレリーナ志望でしたが10代のとき、母親が最初のブラジャーを彼女にプレゼントしたことをきっかけに、下着に凝るように。ランジェリーショップでバイトをし、最終的にはバイヤーとして働いていたそうです。
19歳でストリップ・ダンサーになった彼女は、ストリップの世界にあまりにも個性がない事に失望。複雑なダンスに小道具やキャラクター(1930年代、40年代のミュージカルや映画からヒントを得て)を加えた独自のスタイルを作り上げ、バーレスクダンサーの方に転身します。芸名はドイツの女優ディタ・パルロに敬意を表して「ディタ」を採用しました。

2023年新作ショー「A Jubilant Revue」

Sweet Gwendoline French Gin

スウィート・グウェンドリン・フレンチ・ジンはフィグドソリエスを配合し、フランス産モスカテル白ワインで仕上げた受賞歴のあるフレンチ・ジンです。南フランスで材料調達、蒸留され、ニューオーリンズで瓶詰めされています。

フィグ・ド・ソリエス

フィグ・ド・ソリエスとは、南フランスのソリエス産のイチジクのことです。2006年に、A.O.C(原産地統制呼称)を取得しており、品種や栽培法など、厳しい条件のもとに、品質が保証されています。

駒を平たくしたような独特の形状の実は、皮は薄いですが果肉はしっかりとしているため、加熱しても形がくずれにくいのが特徴です。しっかりと熟した果肉は、フランボワーズ・ロゼまたは ガーネット・ルージュのような美しい色合いです。完熟した果実は先端部分から果汁があふれ、「真珠の雫」と呼ばれています。

ユニークでまろやかな味の唯一のジン

スウィートグウェンドリンジンにはジュニパー、アンジェリカシード、コリアンダー、スイートオレンジ、カルダモン、レモン、ライムなどが含まれています。

滑らかで温かみのある口当たりと、柑橘類の爽やかさ、ブラックペッパーの風味が後味に広がり、ふわっとホイップが弾けるような味わいでドライマティーニに最適です。

独特の世界観

かつてアメリカ合衆国で活躍したフェティッシュカメラマン及びボンテージアーティストである『ジョン・ウィリー』にインスピレーションを受け、彼の世界観を現代風に表現し、彼を象徴的な存在としたジンです。

ディタのセクシーな衣装、コルセットやストッキング・ヒール………ジョン・ウィリーの魅力的な美学にインスパイアされ、スウィート・グウェンドリン・ジンのボトル、アートワークは作成されました。

ユニークでまろやかな風味を持ちながら、イチジクの香り広がる『Sweet Gwendoline French Gin』が気になる方はこちら↓
公式サイト
https://www.sweetgwendolinefrenchgin.com/

公式Instagram
@sweetgwendolinefrenchgin

Artingstall’s Brilliant London Dry Gin (アーティングストールス ブリリアント ロンドン ドライ ジン)

伝説のバーと英国に魅せられたお洒落映画監督のセンス光るジン

【このジンをプロデュースした人】
Paul Faig (ポール・フェイグ)

ポール・フェイグ(Paul Feig 1962年9月17日 – )は、アメリカ合衆国の映画監督、脚本家、映画プロデューサー、俳優です。

1962年9月17日ミシガン州に生まれ、ウェイン州立大学にて脚本を学び、1984年、南カリフォルニア大学映画芸術学部を卒業しました。
2011年、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』を監督した。2013年に『デンジャラス・バディ』、2015年に『SPY/スパイ』を監督。2016年、『ゴーストバスターズ』を監督しました。

ゴーストバスターズ

Artingstall’s Gin

アーティングストールズ・ブリリアント・ロンドン・ドライジンはハリウッド内でも屈指の英国好きで知られ、スーツ姿がトレードマークのポール・フェイグの嗜好が凝らされた愛好家にとっても一般消費者にとっても非常にバランスの取れたロンドン・ドライ・ジンです。

ガラスボトルの表面とラベルのエンボス加工のデザインに多くのディテールが施され、アールデコ風の美しいボトルには、彼の洗練されたセンスが光っています。

ボトルはほぼ四角形で、ボトルはガラスとプラスチックのストッパーで蓋をされており、ダイヤモンドのような非常に大きなガラスのボールが付いています。アンティークの香水瓶に少し似ているようにも見えます。

ジュニパーの鮮やかな風味、コリアンダー、レモンピールなどの柑橘類…厳選された11種類のボタニカルがすべて調和し、創始者と同じくらいユニークで洗練された、楽しいジンです。

お洒落監督が愛する英国スタイル

「好きなのは英国の伝統的なテーラーリング、ボーラーハット、アンブレラ、モーニング。最近はまっているのは、コーディングスやパーディといったシューティングウェア。狩猟はしないけど、映画を撮影(shoot)するのでね」

彼のスタイルは昔から完成していたわけではなく、初めはアロハシャツとショーツ姿で監督をしていたが、スーツを着た映画会社役員とのスタイルの格差から働く権力に居心地の悪さを感じ、やがて“自分のスタイルを追求し進化させたい”と自らもスーツを着るようになったと言います。

「ラルフ・ローレンからは大きな影響を受けたよ。クラシックなアメリカンスタイルを追求したからね。僕はディスコ時代に育ったけれど、ケーリー・グラントがダブルのスーツで登場するような映画が好きだったから、“ああいう方向を目指したい”と考えるようになったんだ」

スモーキングジャケットはアンダーソン&シェパード。シャツはラルフ ローレン パープル レーベル。ボウタイはトム フォード。チーフはシャルベ。シグネットリングはティファニー。カフリンクスは、彼がJ.Crewとコラボレーションしたコレクションのもの。時計はSSケースのロレックス デイトナ
(https://therakejapan.com/より)

マティーニ好きが高じて

「1930年代の映画を初めて見たときから、ジンに夢中です。最初は、ウィリアム・パウエルのようにクールな男が気ままにマティーニを飲んでいるシーンに魅せられ、ジンのビジュアルが好きになりました。それから、ジンで造られたものだけが本物のマティーニであることを知り、味を覚えて思いがさらに強まりました。ジンには星の数ほどフレーバーがあると知ったのもその頃です。」とポールは語ります。

ウィリアム・パウエル
ウィリアム・ホレーショ・パウエル(William Horatio Powell, 1892年7月29日 – 1984年3月5日)は、アメリカ合衆国で活躍した俳優です。
『シャーロックホームズ』などで知られています。

「好きなジンはたくさんあったけれど、本当に好きなブランドは見つかりませんでした。そこで、オリジナルを造ることにしたのです。一緒にやりたいと思ってくれる会社を探すのに何年もかかったものの、大成功した独立系の醸造所と蒸留所を所有しているラヴィンダー&マンジット・ミンハスにようやく出会いました。ふたりは私のライフスタイルを気に入ってくれて、一緒にプレミアムジンを造りたいと言ってくれました。それから2年の歳月をかけ、ボトルとラベルをデザインして、これができました」

ポールは過去の作品『シンプル・フェイバー(2018年)』でブレイク・ライブリーが演じるキャラクターがマティーニの作り方を教わったというバー「デュークス・バー」を気に入り、行きつけの店でロケをしたのはそれが初めてだったと言います。

デュークス・バー

007の原作者イアン・フレミングが愛したロンドンの「デュークス・バー」は、作中に登場するドライ・マティーニが考案された伝説のバーです。

世界で最も有名なマティーニが生まれたバー
デュークス・バー

デュークス・バーのヘッドバーテンダー
『アレッサンドロ・パラッツィ』

「『Artingstalls Gin』を彼が認めたということは誰にとっても間違いない選択となるでしょう」
(https://therakejapan.com/special/pocket-guide_alessandro-palazzi/より)

ロンドンのメイフェアに位置するデュークス・ホテル内にある「デュークス・バー」のヘッドバーテンダー。1970年代より、バーテンダーとしてのキャリアをスタート。パリの「リッツ パリ」やロンドンの「ザ マイルストーン ホテル」、「マンダリン オリエンタル ハイドパーク ロンドン」など数々のラグジュアリーホテルを経て、2007年にバー・マネジャーとして現在勤めるバーへ。

「Vodka martini, shaken, not stirred」
「ウォッカ マティーニ、ステアせず、シェイクで」

この台詞を聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか??

007第一作『ドクター・ノオ』(1962年)でジェームズ・ボンドがオーダーし、一躍有名になったのがこのウォッカ・マティーニです。

「1940年代、カクテルはエリートが飲むものでした。マティーニは必ずジンで作られ、ディナーかランチの前に飲むものと決まっています。紳士はディナーの後にはヴィンテージ・ポートかコニャックしか飲まなかったのです。今、マティーニはディナーの後にも注文されますが、フレミングの時代にはあらゆることにルールがありました。彼はボンドに敢えてマティーニをウォッカで、しかもステアではなくシェイクでと、そのルールを破らせたのです。」

そのルールを破ったことで、マティーニは万人に愛されるカクテルになったと言います。

デュークスで出されるマティーニは、シンプリシティにこだわりを持っています。ジンかウォッカ、ヴェルモット、レモン、材料は最もシンプルにこれだけです。
そして温度にはこだわりを持たなければなりません。グラスとスピリッツはフリーザーから使う直前に出したものでないといけないのです。

ベルモットは「デュークス」オリジナルのドライ・ベルモットを使用。英国産のワインを使用し、ドライでスパイシーなフレーバーがあります。レモンはイタリア、アマルフィのオーガニックのもののみを使用しているそうです。

また、アレッサンドロはロンドンで蒸留されている『セイクレッド・ジン』で作るマティーニを薦めたそうです。

セイクレッド・ジンは2009年、ロンドン北部のハイゲートに設立されたマイクロ・ディスティラリーで12種類のボタニカルを使用し、アルコール度数は43.8%。ボタニカルのフレッシュなフレーバーが特徴です。

セイクレッド・ジン

お洒落監督がマティーニを愛するあまり創り上げたセンスたっぷりの『Artingstalls gin』が気になる方はこちら↓
公式サイト
https://www.artingstallsgin.com/

公式Instagram
@artingstallsgin

まとめ

有名俳優から有名映画監督、ソプラノ歌手やバーレスクダンサーまで、世界的セレブ達のこだわりが詰まったジンの世界はいかがでしたでしょうか??

筆者も実際に幾つか飲んでみましたが、シンプルでクラシックなジンそのものの味わいを楽しむものもあれば、香水のように甘美な香りが広がるものもあり、それぞれの方法でそれぞれのジンが追求され、完璧に表現されていました。

ジンへの愛がそれぞれ豊かに表現されていて、まるで映画のような一つ一つのストーリーに没頭してしまいますね。

世界的な有名人達がプロデュースしたジン、是非背景にある物語と共に味わって、楽しんでみてくださいね♪