秋の夜空に浮かぶ美しい月を眺めながら、お酒を楽しむ「月見酒」
中でも、旧暦8月15日にあたる「十五夜」は、1年の中でも特に美しい月を楽しむ日として知られています。
月を眺めながらお酒を飲んだり、月に見立てた料理やおつまみを味わったりすることで、秋ならではの風情を楽しめます。
月見酒には決まったお酒があるわけではありません。
日本酒はもちろん、焼酎やワイン、ビール、そして香りを楽しめるクラフトジンなど、好みに合わせて選ぶことができます。
今回は、月見酒の意味や十五夜との関係、おすすめのお酒とおつまみ、さらにクラフトジンを使った月見酒の楽しみ方まで紹介します。
月見酒とは?

月見酒とは、その名の通り「月を眺めながらお酒を楽しむこと」です。
月を鑑賞する風習とお酒を楽しむ文化が組み合わさったもので、特定のお酒や飲み方が決められているわけではありません。
月見酒と聞いてよくイメージされるお酒が、日本酒。
日本では古くから、季節の行事とお酒には深い関係があります。
美しい月を眺めながら、その時期に旬を迎える食材を使った料理とお酒を楽しむのも、日本ならではの秋の過ごし方です。
月を眺めながらゆっくりとグラスを傾ければ、普段の晩酌とは少し違った特別感も味わえます。
今では日本酒だけでなく、ワインやビール、ウイスキー、クラフトジンなど、自分の好きなお酒で月見酒を楽しむ人も増えています。
十五夜とは?なぜ月を見るの?

月見酒を楽しむなら、まず知っておきたいのが「十五夜」です。
十五夜とは、旧暦の8月15日の夜を指します。
現在使われている新暦では毎年日付が変わりますが、一般的には9月から10月ごろに十五夜を迎えます。
秋の真ん中にあたる旧暦8月15日の月を「中秋の名月」と呼び、その美しい月を眺める風習が日本に定着しました。
十五夜は必ず満月というわけではありません。
月の満ち欠けや暦の関係によって、十五夜の日と満月の日がずれることもあります。
それでも十五夜は、秋の美しい月を楽しむ代表的な行事として、現在まで受け継がれています。
十五夜に飲みたいお酒

十五夜や中秋の名月には、どのようなお酒を選べばよいのでしょうか。
ここでは、月見酒におすすめのお酒を紹介します。
クラフトジン
中秋の名月に楽しむお酒として、まずおすすめしたいのがクラフトジンです。
クラフトジンは、ジュニパーベリーを中心に、柑橘類やハーブ、スパイス、茶葉、果実など、さまざまなボタニカルを使用して造られています。
そのため、銘柄によって香りや味わいが大きく異なるのが大きな魅力。
月見酒というと日本酒を思い浮かべる人も多いですが、実はクラフトジンも秋の夜長にぴったりです。
特におすすめな飲み方が、香りをじっくり楽しめるジンソーダ。
氷を入れたグラスにクラフトジンを注ぎ、炭酸水で割るだけなので、ジン初心者でも楽しみやすい飲み方です。
炭酸の爽快感によってジンのボタニカルの香りが引き立ち、月を眺めながらゆっくり味わえます。
秋らしさを演出するなら、柑橘系のボタニカルを使ったクラフトジンもおすすめです。
例えば、ゆずやみかん、レモン、すだちなどを使用したジンなら、爽やかな香りを楽しみながら秋の夜を過ごせます。
「日本酒は少し苦手だけれど、十五夜らしいお酒を楽しみたい」という人にも、クラフトジンはおすすめです。
日本酒
月見酒の定番といえば、やはり日本酒です。
日本酒は和食との相性がよく、月見団子や秋の味覚を使った料理とも合わせやすいのが魅力です。
月見酒では、徳利やおちょこなど、酒器にもこだわってみるとよいでしょう。
月明かりの下で日本酒を楽しめば、昔ながらの日本の秋を感じられます。
ワイン
ワインも月見酒におすすめです。
秋の味覚と合わせるなら、赤ワインと白ワインのどちらを選ぶかで料理との相性を考えてみましょう。
きのこや鶏肉、魚介などには白ワインが合わせやすく、牛肉や濃い味付けの料理には赤ワインが向いています。
また、ロゼワインを選べば、見た目にも華やかな月見酒になります。
屋外で月を眺めながら楽しむなら、冷やした白ワインやロゼワインもおすすめです。
ビール
気軽に月見酒を楽しみたいなら、ビールも選択肢のひとつ。
ビールは料理を選びにくく、焼き鳥や唐揚げ、焼き野菜など、さまざまなおつまみと合わせられます。
クラフトビールなら、ホップの香りや麦芽のコクなど、銘柄による違いも楽しめます。
焼酎
焼酎も秋の夜にゆっくり楽しみたいお酒です。
芋焼酎なら濃厚な香りとコク、麦焼酎ならすっきりした香ばしさなど、原料によって個性が異なります。
ロックや水割り、お湯割りなど、季節や好みに合わせて飲み方を変えられるのも魅力です。
秋が深まり、少し肌寒さを感じる十五夜なら、お湯割りの焼酎をゆっくり味わうのもいいですね。
月見酒におすすめのおつまみ
月見酒を楽しむなら、お酒だけでなくおつまみにもこだわってみましょう。
十五夜には、秋が旬を迎える食材を使った料理がおすすめです。
月見団子

十五夜のお供として欠かせないのが月見団子です。
丸い形が満月を連想させるため、月見の象徴的な食べ物として親しまれています。
甘いものが好きなら、そのまま食べるだけでなく、あんこやきな粉を添えて楽しむのもよいでしょう。
クラフトジンと合わせる場合は、柑橘系の香りを持つジンを選ぶと、団子の甘さとのバランスを取りやすくなります。
きのこ料理

秋の味覚といえば、きのこです。
しいたけ、しめじ、舞茸、エリンギなど、さまざまな種類があります。
焼ききのこやバター炒め、きのこのマリネなど、シンプルな料理でも十分においしく楽しめます。
ハーブやスパイスを感じるクラフトジンは、きのこ料理の風味を引き立ててくれます。
焼き魚

秋には、さんまなどの魚も旬を迎えます。
塩焼きにしたさんまを大根おろしやすだちなどと一緒に味わえば、秋らしい食卓になります。
焼き魚には日本酒が定番ですが、柑橘系のボタニカルを使用したジンソーダは魚の脂をさっぱりと流してくれるのでおすすめ。
栗・さつまいも

栗やさつまいもも秋を代表する食材です。
焼き栗や焼き芋のようなシンプルな料理なら、素材そのものの甘みを楽しめます。
甘みのある食材には、香りの豊かなクラフトジンを少量ずつ味わうのもおすすめです。
ナッツ・チーズ

洋風のおつまみを用意するなら、ナッツやチーズがおすすめ。
アーモンドやくるみなどのナッツは、少量でも満足感を得られます。
チーズは種類によって味わいが異なるため、お酒の個性に合わせて選んでみましょう。
月見酒にクラフトジンを選ぶポイント
柑橘系の香りがあるジン
まず、初心者にもおすすめなのが、柑橘系のボタニカルを使用したクラフトジンです。
レモンやゆず、みかん、すだちなどの香りがあるジンは爽やかで飲みやすく、ジンソーダにも向いています。
秋の夜に爽やかな香りを楽しめるため、月見酒にもぴったりです。
| 商品名 | SAKURAO GIN ORIGINAL(桜尾ジン オリジナル) |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | SAKURAO Brewery and Distillery |
| 生産国 | 日本 |
| ベーススピリッツ | 醸造アルコール |
| 使用ボタニカル | ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、オレンジピール、レモンピール、広島レモン、広島ネーブル、広島夏みかん、広島柚子、広島緑茶、広島生姜、ヒノキ、牡蠣殻、赤紫蘇 |
| 度数 | 47% |
| 容量 | 700ml |
和のボタニカルを使ったジン
せっかく十五夜に飲むなら、和の素材を使ったクラフトジンを選ぶのもおすすめです。
日本らしいボタニカルを使用したジンなら、月見酒との相性も抜群です。
和食や秋の味覚とも合わせやすく、「日本酒とは少し違った和のお酒」を楽しめます。
| 商品名 | ROKU〈六〉 ジャパニーズクラフトジン |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | サントリー |
| 生産国 | 日本 |
| 使用ボタニカル | 桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子など日本の四季が生んだ六種の和素材を中心に計14種類 |
| 度数 | 47% |
| 容量 | 700ml、200ml |
香りが華やかなジン
月見酒をゆっくり楽しみたい人には、香りが華やかなクラフトジンもおすすめです。
フローラルな香りやハーブの香りを持つジンなら、グラスから立ち上る香りを楽しみながら少しずつ飲めます。
炭酸水で割るだけでなく、ロックやストレートで香りを確かめてみるのもよいでしょう。
| 商品名 | DISTILLERIE DE PARIS GIN BEL AIR(ディスティルリー・ド・パリ ジン ベル・エア) |
|---|---|
| 蒸留所名/メーカー | Distillerie de Paris(ディスティルリー・ド・パリ) |
| 生産国 | フランス |
| 使用ボタニカル | レユニオン島産のベチバー、ヴィクトリアパイナップル、シナモン、野生ペッパー、ワイルドオーキッド(ラン)、グリーンマンゴー、パッションフルーツなど |
| 度数 | 43% |
| 容量 | 500 ml |
月見酒で秋の夜長を楽しもう

月見酒は、月を眺めながらお酒を楽しむ、日本ならではの風情ある過ごし方です。
特に十五夜は「中秋の名月」と呼ばれる美しい月を楽しむ日として知られており、月見団子やススキ、秋の味覚などを用意して季節を感じるのがおすすめ。
月見酒に決まったお酒はありません。
日本酒はもちろん、ワインやビール、焼酎など、自分の好きなお酒で楽しめます。
中でもおすすめしたいのがクラフトジンです。
柑橘やハーブ、スパイス、和の素材など、さまざまなボタニカルによって個性が生まれるクラフトジンは、香りを楽しみながらゆっくり飲む月見酒と相性のいいお酒です。
今年の十五夜は、秋の味覚を用意してお気に入りのお酒と一緒に月を眺めてみてはいかがでしょうか。
普段とは少し違う場所で、少しだけゆっくりお酒を楽しむ、秋の夜の特別な時間を過ごしてみてくださいね。









